自分とこの環境では、App-Vに数十個のパッケージを突っ込んでいます。で、クライアント側の動きを見ていると、どーもログイン時にApp-Vサーバとなにかしら喋ってるっぽい。これがコソコソ話しているくらいならいいけどどうやらかなり盛大に喋っているっぽいのでパケットキャプチャしてみたところ、端末1台あたりログイン時にApp-Vサーバとの間で数十MBの通信を発生させていることがわかりました。その中身はほとんどがアイコンファイルの取得。
イマドキの環境だと数十MBなんて大したことないような気もするんですが、これが無線環境になるとかなり影響が大きくて、現状、無線経由のドメインログオンにはモーレツに時間がかかっています。
ざっと出てきた解決策は三つ。
A案:ログイン時にアイコンファイルの更新をしないようにする
B案:パッケージの関連付けを減らす
C案:アイコン自体のサイズを小さくする
A案を実現するためには、クライアント側の「公開サーバの設定」で「ユーザのログイン時に更新」のチェックを外すか、同党の設定をしたプロバイダポリシーを作成する必要があります。で、更新が全然されないんじゃ困っちゃうので、一定の時間ごとに更新させる設定にします。
この設定で試してみたところ、確かに通信量は減るのですが、運用上の問題が二点でてきました。
一つは、最終ログオン日時を保存するレジストリキーが
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SoftGrid\4.5\Client\DC Servers\サーバ名\LastUpdate
なんですが、自分とこの場合、大学環境のお約束として環境復元のツールが入っていて、この値が保持されません。なので環境復元が有効だと、やっぱり毎ログオン時に更新に行ってしまいます。
もう一つは、仮に上記の値が何らかの方法で保持できたとしても、結局ノート端末なんかの場合には数時間単位でログオンしない状況が普通にあり得るので、やっぱりログオン時に更新がかかっちゃいます。
B案は、内容的には悪くないのですが、特定の関連付けが必要なのか不要なのかの判断は正直センター側で行うのはかなり難しいです。関連付けそのものでなくてもそれに付随するアイコンを削除しちゃえば関連付けは残ったままでアイコンだけ「不明なアプリケーション」のアイコンになるんだとは思うんですが、やっぱり授業で使っている教員でないと、どの辺まで踏み込むかのさじ加減がわからないのでこれも却下。
そうすると消去法的にC案が残る訳で、とりあえず各パッケージのアイコンサイズを確認してみたところ、なんか、異様にでかいアイコンファイルがぞろぞろ出てきました。調べてみると、一つの ico ファイルに複数のサイズ、色数のアイコンが格納されているんですが、いくつかのアプリケーションでは 256×256 とか 128×128 なんかのとんでもなくでかいアイコンが含まれています。こんなサイズでアイコンの表示しないってば。特に大きかったのが Adobe CS4シリーズと一太郎ビューア。MS-Office 2007 はまだ調べていないですがこれもきっと大きいんではないかと思っています。これは明日確認。
しょうがないので、それぞれのアイコンを一つ一つアイコンファイルを編集できるツールで読んでは大きなアイコンを消す作業をやっています。今日のところは半分くらいで挫折。残りは明日だな。
ということで、App-V案件をお持ちの方は、ほっとくと App-V は起動時に結構なサイズの通信を発生させる、ということを知っておいた方がいいように思います。自分とこの場合は、「App-Vは100%のキャッシュがクライアントにあれば、ログオン時やアプリケーションの起動時には『そのアプリケーションを使っていいかどうか』の認証情報しかやり取りされないので大きな通信は発生しない」と理解していたので(…と某社担当者さんが言っていたし)、正直面くらっています。まぁ、有線環境では大した実害ではないのですが。
