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ESXi 4.0 と FreeNAS 0.7RC1 で iSCSI 生活(の予告)

木曜日, 7月 02nd, 2009 | Author: いなば

例によって時間がないので予告だけ。

結論から言うと、ESXi 4.0 と FreeNAS 0.7RC1 の組み合わせで、iSCSI のターゲットを使えました。ついでに、FreeNAS 0.69 で作成していたエクステントも、FreeNAS 0.7RC1 で使えています。

<やったこと>

FreeNAS 0.69インストール
ESXi 3.5 で認識できることを確認
ESXi 3.5 で仮想マシンを作成。
FreeNAS 0.7 RC1 新規インストール
 ディスクを追加
 変更の適用
 マウント
 initiators 追加
 変更の適用
 Portalsの追加
 変更の適用
 エクステントを追加
 ターゲットを追加。
 変更の適用
 設定→有効
 保存して再起動
ESXi 4.0 起動
ストレージ追加(既存の署名を保持を選択)
ESXi3.5で作成した仮想マシンが見えていることを確認

ちょっと作業の中で微妙だったので明日以降もう一度確認できればしておきたいけど、とりあえず今の時点では「FreeNAS0.7RC1を新規インストール」がキモのような気がしています。新規でなく「Update」でインストールすると、却ってiSCSIのエクステントをうまく保持できていないような感じ。

ESXi 4.0 覚書

火曜日, 6月 30th, 2009 | Author: いなば

ESXi4.0 をちょこちょこっといじり始めています。で、ちょっとだけ覚書。

まず、個人的には待望の ESXi on ESXi ができるようになったのが非常にうれしいです。ESXiの冗長構成のテストなんかが仮想環境上でできるのは大きいな。一応テストで作ってみたときには、Other Linux (64bit)にしてみました。

上記とちょっと関連したところでは、ISOイメージをCD-ROMに焼いて、直接USBメディアにインストールできるようになったのもちょっとうれしい。結局これが一番楽な気がする。

あと、NSP-momo blogさんに出ていた、「ESXi4.0になったらFreeNASのiSCSIターゲットがdatastoreとしてマウントできない件」については私のところでも再現。

ところがこれが、最新RC版である 0.7RC1 でiSCSIターゲットを作るとマウントできることに、帰宅間際に気づきました。明日、色々試して見なきゃなんですが、とりあえずマウント自体は成功しています。
問題は、0.7RC1のChangelog にある

- Replace iSCSI target by istgt. Thanks to Daisuke Aoyama for the WebGUI
adaption. Please note, if you have used devices with the previous iSCSI target
software you have to recreate your target.

というなんだかイヤーな感じのメッセージ。「you have to recreate your target」が単にターゲットの再定義だけでいいのか、データもすっ飛んじゃって、一からターゲットを作り直さなきゃいけないのかはひじょーに大きな問題。

明日は、
・FreeNAS 0.69 で iSCSI ターゲットを準備する
・上記のターゲットを ESXi 3.5 でマウントして仮想マシンを作成
・ESXi 3.5 と FreeNAS サーバをともにシャットダウン
・FreeNAS サーバを 0.7RC1 にバージョンアップ
・iSCSI ターゲットの再構築
・上記のターゲットを ESXi 4.0 でマウントできるかどうか
という感じの流れになりそう。

これがうまくいけば、職場の検証環境を ESXi 4.0 + FreeNAS 0.7 RC1 にできるんだけどなぁ。

<追記>
忘れてた忘れてた。アキバで働くプログラマのBlogさんのところにあったバックアップ方法、試してみて非常にいい感じに動いています。あとはcronに入れるだけ。これについても後日まとめます(と言ってまとめた試しはない。が、今回はまとめる。きっと。)。

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おうち検証環境

日曜日, 2月 08th, 2009 | Author: いなば

今までは、1783.org が動いているのと同じサーバで検証していたんですが、さすがに同じサーバでWindowsServerを4つとか立ち上げてると重くて使いものにならないので、職場に仮置きしていたML115 G5を自宅に持ってきて検証機(要はESXi機)にすることに。

職場の Quad Xion + 8GB 程ではないものの Phenom 9750 (Quad Core 95W) + 4GB でも今までよりは格段に快適な検証環境が手に入りました。常時起動しておく必要もないし、これでガンガン検証が進む…といいなぁ(希望的観測)。

ESXiで既存の仮想ディスクのサイズを変更する

木曜日, 1月 15th, 2009 | Author: いなば

App-Vのシーケンス用に使っている仮想マシンのディスクが足りなくなったのでディスクサイズを変更しようと思ったらうまくいかない。設定画面で変更してOKを押しても、元のサイズに戻ってる。

で、いろいろ見てみたら、スナップショットがある仮想マシンはディスクサイズを変更できないみたい。既存のスナップショットがあるマシンでスナップショットを削除すれば変更できるようになるのかは未確認。

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Windows7 を Esxi にいれてみたよ

日曜日, 1月 11th, 2009 | Author: いなば

あけましておめでとうございます。

あと3ヶ月でシステムリプレイス、ということで、「年が明けてしまいましたねぇ」と妙に景気の悪い挨拶を同僚とか業者さんと交わしてました。うわーどきどき。まぁでも、今費やしている労力はきっと4年間の運用の中で返ってくるはず。

えーと、そんな中、Windows7 のパブリックベータが公開ということで、検証作業の合間に落としてきました。うちだけではなく、今年度末にリプレイスするところは結構微妙な思いで見ているんではないでしょうか。とりあえず、Windows7 については検証を進めたり世間の評判を聞いたりしつつ、場合によってはリプレイスとは別のタイミングでの移行もありなのかなぁ。

先のことはさておき、検証作業が少し一段落したのでESXi にインストールしてみたところ、拍子抜けするくらい簡単にインストール終了。詳しくは明日以降ということで。

App-V の検証環境を準備する

火曜日, 11月 11th, 2008 | Author: いなば

Microsoft の App-V こと Microsoft Application Virtualization (旧称 SoftGrid)ですが、なかなか面白げ。ただ、先日も書いたように、
http://www.microsoft.com/japan/systemcenter/softgrid/default.mspx
にあるトライアルガイドをそのまま実行してもなかなかうまくいかないこともあったり。

てことで、自分とこの VMware ESXi サーバ上で仮想マシンたてて色々試しています。とりあえず今日のところは検証環境の準備(サーバの構築→各種インストール→動作確認)までをメモっておきます。どなたかのお役に立てば幸甚です。


■必要となるファイルのダウンロード

【App-V本体関係】

・Microsoft Connect ( http://connect.microsoft.com/ ) にサインイン。
「会員制プログラム一覧」→「サーバー」に「Microsoft Application Virtualization」があるので追加する。
・「Microsoft Application Virtualization」の「ダウンロード」の中の「2008/06/17 AppVirt Public RC Release」を選択し、
MSAppVirt_sequencer_setup_4.5.0.1305.exe 25.84MB
MSAppVirt_management_server_setup_4.5.0.1308.exe 21.51MB
MSAppVirt_wd_client_setup_4.5.0.1308.exe 23.16MB
をダウンロード。

【.NET Framework 2.0】

.NET Framework のサイト ( http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/default.aspx )の左側のメニューから「.NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)」を選択→ダウンロード。

【Microsoft SQL Server 2005 Express Edition】

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=5B5528B9-13E1-4DB9-A3FC-82116D598C3D&displaylang=ja
から入手。

【Windows Server 2003 Service Pack2 のISOイメージ】

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=1b9fe9e4-1d57-4698-a5cf-db271ed6d90a
から入手。

■想定する環境

<サーバとクライアント>

sgdc:ドメインコントローラ。WindowsServer2003。192.168.10.1。
sgsv:App-Vサーバ。WindowsServer2003。192.168.10.2。
sgsql:SQLサーバ。MicrosoftSQLServer2005。192.168.10.3。
sgcl:App-Vクライアント。WindowsXP。192.168.10.10。
sgseq:App-Vシーケンサ。WindowsXP。192.168.10.20。

<グループ>

App-V Administrators:App-V管理グループ。
<要確認>ここに所属していると、APP-Vクライアントの設定とAPP-Vサーバの設定ができる。
App-V Users:App-V 利用者グループ。ここに所属していると、App-Vクライアントが利用可能。

<ユーザ>

apManager:App-V管理ユーザ
apUser01:App-V利用ユーザ1
apUser02:App-V利用ユーザ2
apUser03:App-V利用ユーザ3 (App-V Users グループに所属しないテスト用)

■前提となる作業

・すべての仮想マシンのOSはインストール済みで、WindowsUpdateにより最新の状態になっている
・準備が整った状態で、ESXiでスナップショットを取得している(後々テストに使うかもしれないので)
・必要となるファイル群はすべてドメインコントローラ上に保存しておき、Windowsファイル共有で必要なサーバに渡す。

■ドメインコントローラでの作業

【ActiveDirectoryドメインの構成】

・「サーバの役割管理」で「役割を追加または削除する」をクリック
・「最初のサーバーの標準構成」を選択して「次へ」
・「Active Directoryドメイン名」に「sg.local」を入力して「次へ」
・「NetBIOSドメイン名」が「SG」なのを確認して「次へ」
・DNSクエリはとりあえず「いいえ、クエリを転送しません」を選択して「次へ」
・この後は特に設定するところもなくそのまま進む
・自動的に再起動
・ドメインのAdministratorでログオン
・サーバの構成ウィザードが自動的に進行
・ActiveDirectoryの構成完了

【ユーザとグループの追加】

・「ActiveDirectoryユーザとコンピュータ」を起動
・sg.localに「App-V」という名前でOUを作成
・OU「App-V」に、グループ「App-V Administrators」を追加。グループのスコープは「グローバル」、グループの種類は「セキュリティ」。
・OU「App-V」に、グループ「App-V Users」を追加。グループのスコープは「グローバル」、グループの種類は「セキュリティ」。
・OU「App-V」に、ユーザ「apManager」を追加。パスワードは適当に。
・OU「App-V」に、ユーザ「apUser01」を追加。パスワードは適当に。
・OU「App-V」に、ユーザ「apUser02」を追加。パスワードは適当に。
・OU「App-V」に、ユーザ「apUser03」を追加。パスワードは適当に。
・グループ「App-V Administrators」にユーザ「Administrator」及び「apManager」を追加。
・グループ「App-V Users」にユーザ「apUser01」、「apUser02」、「Administrator」、「apManager」を追加。「apUser03」は追加しない。

【DNSの設定】

・管理ツールからDNSを起動する
・「逆引き参照ゾーン」を右クリック→「新しいゾーン」
・デフォルト値のまま「次へ」で進む
・「ネットワークID」に「192.168.10」を入力
・デフォルト値のまま「次へ」で進んで完了
・「前方参照ゾーン」→「sg.local」を右クリック→「新しいホスト」
・「名前」に「sgsv」を入力。IPアドレスは192.168.10.2。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「名前」に「sgsql」を入力。IPアドレスは192.168.10.3。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「名前」に「sgcl」を入力。IPアドレスは192.168.10.10。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「名前」に「sgseq」を入力。IPアドレスは192.168.10.20。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「完了」を押す
・「逆引き参照ゾーン」→「192.168.10.x Subnet」を右クリック→「最新の情報に更新」
・sgdc の逆引きエントリだけできていないので「192.168.10.x Subnet」を右クリック→「新しいポインタ」
・「ホストIP番号」の末尾に「1」を入力し、「ホスト名」に「sgdc.sg.local.」を入力。最後のピリオド必要。
・念のため、「SGDC」を右クリック→「すべてのタスク」→「再起動」でDNSサービスを再起動しておく。

■SQLサーバでの作業

【ドメインへの参加】

・「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」→「コンピュータ名」→「変更」と進む・「ドメイン名」に「sg.local」を入力
・ドメインのAdministratorの認証情報を入力
・再起動

【Microsoft SQL Server のインストール】

・ドメインのAdministratorでログオン
・NetFx20SP1_x86.exe を実行し、.NET Framework 2.0 をインストール。特に設定する必要項目なし。
・SQLEXPR_ADV_JPN.EXE を実行し、Microsoft SQL Server 2005 Expressをインストール。
・とりあえずしばらくはデフォルト値のまま「次へ」連打。
・認証モードは「混合モード」にしておく。sa ログオンパスワードは適当に。
・インストール終了
・SQL Serverのセキュリティ構成から「サービスと接続のセキュリティ構成」にすすみ、リモート接続を有効にする(TCP/IPとパイプ接続)。その後、「サービス」で再起動する(停止→開始)。
・SQL Server Browser サービスの「スタートアップの種類」を「自動」にして「適用」し、「開始」を押す。
・一応再起動しておく。再起動後、管理ツールから「サービス」を開き、「SQL Server」と「SQL Server Browser」が起動していることを確認する。

■App-Vサーバでの作業

【ドメインへの参加】

・「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」→「コンピュータ名」→「変更」と進む
・「ドメイン名」に「sg.local」を入力
・ドメインのAdministratorの認証情報を入力
・再起動

【App-Vサーバをインストールするための準備】

・ドメインのAdministratorでログオン
・「サーバの役割管理」を起動し、「役割を追加または削除する」をクリック
・「サーバの役割」で「アプリケーションサーバ(IIS、ASP.NET)」を選択して「次へ」
・「ASP.NETの有効化」にチェックを入れて「次へ」
・WindowsServer2003 のCD-ROMを要求されるので挿入。
・IISの構成終了
・NetFx20SP1_x86.exe を実行し、.NET Framework 2.0 をインストール。特に設定する必要項目なし。

【App-Vサーバのインストール】

・MSAppVirt_management_server_setup_4.5.0.1308.exe を実行し、Application Virtualization Management Serverをインストール。
・ここまでのインストールがうまくいっていれば、「Configuration Database」の画面で「Server name」に「SGSQLSQLEXPRESS」が見えるはず。逆に言うと、これが見えていなければ何らかの問題があると考えて良い。
・データベースの設定画面では、「Create a new database」を選ぶ。DB名はデフォルトの「APPVIRT」をそのまま使う
・しばらくデフォルト値のまま「Next」で次へ進む
・Administrator Groupの設定では「App-V Administrators」を指定する
・Default Provider Groupの設定では「App-V Users」を指定する
・Content Pathはデフォルト値のまま先に進む
・インストール開始
・再起動

【共有フォルダ設定】

・ドメインのAdministratorでログオン
・「C:Program FilesMicrosoft System Center App Virt Management ServerApp Virt Management Servercontent」を共有する。
・共有名は規定(content)のまま。
・アクセス許可は、Everyone フルコントロール。(多分実運用はこれじゃまずい。ここでフルコントロールなのはシーケンサからのパッケージ導入を容易にするため。)

【IISの仮想ディレクトリ】

・管理ツールから「IISマネージャ」を起動
・「規定のWebサイト」を右クリック→「新規作成」→「仮想ディレクトリ」
・エイリアス名は「softgrid」
・仮想ディレクトリのパスは「C:Program FilesMicrosoft System Center App Virt Management ServerApp Virt Management Servercontent」
・「読み取り」と「ASPなどのスクリプトを実行する」をオンにする。

【IISの設定】

・「既定のWebサイト」を右クリック→「プロパティ」
・「HTTPヘッダー」→「MIMEの種類」に拡張子「.osd」、MIMEの種類「application/softricity-osd」を登録。

【管理コンソールからのアクセス】

・管理ツールから「Application Virtualization Management Console」を起動
・Application Virtualization Systems を右クリック→「Connect to Application Virtualization Systems」
・Web Service Host Name に「sgsv.sg.local」を入力
・「Use Secure Connection」のチェックを外す
・「Login Credentials」は「Use Current Windows Account」のままでOKを押す
・sgsv.sg.local を展開
・Applications の中のDefault Application を右クリック→「プロパティ」
・OSD Pathに「http://sgsv.sg.local/softgrid/DefaultApp.osd」を入力
・Icon Pathに「http://sgsv.sg.local/softgrid/DefaultApp.ico」を入力
・ShortCutsタブで「Publish to User’s Desktop」にチェックを入れる
・OKを押す
※どうも不安定でたまに管理コンソールが落ちる

【DefaultApplicationを動かすための修正】

・C:Program FilesMicrosoft System Center App Virt Management ServerApp Virt Management ServercontentDefaultApp.osd をメモ帳で開く
・<CODEBASE HREF=”RTSPS:SGSV:332/DefaultApp.sft”… >
と定義されている部分を
<CODEBASE HREF=”RTSP:SGSV:554/DefaultApp.sft” … >
に書き換える。

■App-Vクライアントでの作業

【ドメインへの参加】

・「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」→「コンピュータ名」→「変更」と進む
・「ドメイン名」に「sg.local」を入力
・ドメインのAdministratorの認証情報を入力
・再起動

【Application Virtualization Desktop Client のインストール】

・ドメインのAdministratorでログオン
・MSAppVirt_wd_client_setup_4.5.0.1308.exe を実行
・すべてデフォルト値のまま「次へ」で先に進む
・インストール完了

【Application Virtualization Desktop Client の設定】

・管理ツールから「Application Virtualization Client」を起動
・Publishing Servers を右クリック→「New Server」
・Display Name に適当な名称を入れる。とりあえず「SGSV」。
・Typeを「Application Virtualization Server」にして「次へ」
・HostName に「sgsv.sg.local」を入力して「完了」
・SGSV のエントリを右クリックして、Refresh タブの中にある「Refresh」ボタンを押してみて「On Login」になれば成功
・デスクトップをみると、DefaultApplication のショートカットができているのでこれをダブルクリック
・正常に起動すればOK

vmware server を vmware ESXi に移行する

月曜日, 10月 27th, 2008 | Author: いなば

結局今週末は丸々この作業にあてた感じ。まぁ、他のこともしながら、深夜だけ作業なので実際の作業時間が丸二日、というわけではないけど。結論としては、VMware ESXi すげー使える。かなりいいかんじ。

■概要と計画
物理的に別のサーバに移行するのではなくて、現状 vmware server が動いているサーバ(以下「旧環境」)に vmware ESXi をインストールして「新環境」を作り、旧環境で動いていた仮想マシンを新環境に移行しましょう、という話。

元はと言えば、職場のサーバを仮想化する話で vmware converter を使うことになったんだけど、vmware converter の移行先が ESXi 限定らしい。んでもって、職場にある仮想化サーバは vmware server で動いていると。なんとかしなきゃと。なので、今週末、自宅の vmware server 環境を ESXi に移行してみるテスト。

で、問題は vmware converter が Windows 環境でしか動かないというところ。現状、自宅の vmware server は Linux 上で動いている。さーどーする。

プランとしては、こんな感じ。

・「仮環境」としてWindows Vista上で vmware server を稼働させる
・旧環境(Linux)の仮想マシンを、仮環境で稼働させる
・旧環境の物理サーバに ESXi をインストール
・仮環境から vmware converter で旧環境上の ESXi にコンバート

■必要なファイルの入手
まずは ESXi と vmware converter と Windows 用の vmware server をダウンロード。

vmware server 2.0 は微妙に評判が悪いので、http://www.vmware.com/jp/download/server/ から旧バージョン(1.0.7)を入手。

vmware converter は http://www.vmware.com/jp/download/converter/ から VMware Converter 3.0.2 (Starter Edition) を入手。「ダウンロード」をクリックしてからログイン(アカウントがない場合は新規登録)すると、「3.0.2 の Enterprise Edition はあなたのアカウントではダウンロードできないの、ごめんね」的なメッセージ。欲しいのは Enterprise Edition ではないので、右上の「Downloads」から英語版のダウンロード画面に移動し、下のほうにある vmware converter の Download をクリック。んでもってもう一度同じ流れを繰り返す。今度は、登録画面に来るので適宜情報を入力。そうすっと「Download Now」のボタンが表示されるのでこれをクリック。EULA に同意するとようやくダウンロード画面。なげー。

ESXi は http://www.vmware.com/jp/products/esxi/ から「ダウンロード」をクリック。vmware converter の入手の時にログオンしていればそのままダウンロード画面に移動するので「Continue」を押して先に進む。いろいろアンケート項目があるので回答。回答後の画面で ISO イメージを入手できる。

■仮環境の設定
これでブツはそろった。まずは Vista 上で vmware server をインストール。これは普通に終了。んでもって、旧環境から仮想マシンのディレクトリを丸ごとコピー。なんかコピー時間の予想が6時間とか言ってるので寝ることにする。

一応サーバのディスク空き容量をチェック。
/ 71GB 16GB
/boot 1GB 0.28GB
/dev/shm 2GB 0GB
/disk1 230GB 141GB

Linux環境からVista環境にコピーした仮想マシンを起動してみる。
vmware server のネットワークが実ネットワークとつながっているとIPアドレスが競合してしまうので、起動前にネットワークを HostOnlyにしておく。

The location of this virtual machine’s configuration file has changed since it was last pawered on
If the virtual machine has been copied, you should create a new unique identifier(UUID).
If it has been mooved, you should keep it’s identifier.
If you are not sure, create a new identifier.
What do you want to do?
Create
Keep
Always Create
Always Keep

とのこと。要は「設定ファイルの場所が変わってるんだけど新しい識別情報を振る?」的な質問らしい。ここでは Create を選択。
元の環境では /dev/hda がCD-ROMドライブだったのでそれが割り当てられていたが、Vista環境では異なるので、警告が出る。けどこれはそのまま無視して大丈夫そう。

うほ、正常に起動する。

正常動作が確認できたので今度は逆に、旧環境の方のネットワークケーブルを抜いて、仮環境の方の仮想マシンをネットワークにつないでみる。

こちらも動作確認OK。

これで旧環境の入っている物理サーバはどうにでもできることになる。

■ESXiをUSBメモリにインストール

http://d.hatena.ne.jp/sfujiwara/20080818/1219052554

あたりを参考に、ESXiをUSBメモリにインストール。

USB の起動モードを HDD にする、というところでプチハマリ。ケース前面のUSBポートに挿してもBIOSでは認識しないのね。ケース背面に挿したら USB Configuration の一番下に USB Mass strage configuration が出てきた。

背面のUSBポートにUSBメモリを挿して、無事起動。当初、DHCPサーバがなかったため、ESXi がIPアドレスを取得できなかったので、急きょDHCPサーバを仮に立てる。

http://blog.goo.ne.jp/wheelofwind/e/0842f7011b3aa02f3d6ab98fd493b2cb

にも書いてあるように、ネットワークが通じるまで、ローカルからもコンソールに触れない(キーボード入力を受け付けない)ということに気付くまでしばらくかかりました。罠だー。

一度DHCPでIPアドレスを取っちゃえば、キーボードも使えるようになるのでローカルのコンソールから root のパスワードを変えたり IP アドレスを変えたりできます。
WebブラウザでそのIPアドレス宛に接続して、管理用クライアントをダウンロードしてインストール。

■ストレージの追加
管理クライアントである VMware Infrastructure Client (以下 VIC)で ESXi に接続し、新環境に物理的に接続されているSATAのディスクをDatastoreに追加する。

・Configuration → Storage で「Add Storoge」する。
・Storage Typeは「Disk/LUN」を選択。
・「Device Location」で表示されるデバイスから、追加するストレージを選択。
・「フォーマットしちゃうけど大丈夫?」的なメッセージが出るので次へ進む。
・Datastoreの名称を設定。とりあえず「Local-250GB」にしておく。
・最大ファイルサイズを聞かれるので適当なものを選択。
・確認画面がでるので最終決断。
・あっという間にストレージの追加が終了。はえー。

■仮環境の仮想マシンを新環境にコンバートしつつ転送
・VMware Converter を起動。
・「File」→「New」→「Convert」
・Source Typeで「Other」を選択
・Source VM or Imageで、仮環境の仮想マシンのvmxファイルを選択
・Source Data で「Convert all disks and maintain size」を選択
・Destination Typeで「VMware Infrastructure Virtual Machine」を選択
・Destination Loginでサーバ名、ユーザ名、パスワードを入力
・VM Nameで仮想マシン名を入力
・Hostで対象のサーバを指定
・Datastoreで対象のデータストアを指定
・Networksで対象のネットワーク設定を指定
・諸々確認、その後コンバート開始。
・8GBのディスクイメージで、コンバートにかかったのは25分
・40GBのディスクイメージで、コンバートにかかったのは1時間50分。