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ハイセンス製のテレビ 50U8F を買って8ヶ月がたったのでレビュー

目次

はじめに

2021年の3月末にハイセンスのテレビ 50U8F を購入して7ヶ月が経ちました。実は4月にスペック比較みたいな記事を書いてたんだけど「こんな機能が欲しかったからこのテレビを買いました!」みたいなノリで、これ誰が読んで嬉しいのよという気持ちになってお蔵入りにしちゃってました。

考えてみるとテレビとかってよっぽど好きな人じゃなければ10年に1度とかのペースでしか買い換えないものだと思うので、相当恵まれた環境の人でないと「自宅に複数のテレビを置いて比較する」なんてことないんですよね。みんな(僕もそうです)スペックを自分なりに調べて、当然お値段のことも気になって、で、その上で自分としては気になったこの機種、このメーカー、ブランドはどうなんだろう…ってところが最後の最後心配になるんだと思います。

てことで、「リビングに置いて家族5人(70代の父、40代の夫婦、10代の子供二人)が7ヶ月ハイセンスのテレビを使った感想」という視点のレビューを書くことにしました。映像の綺麗さが○○と比べて…みたいな情報は載ってません。あくまでも、僕の家に来たハイセンスのテレビが僕の家でどういう評価になってるか、というお話です。どなたかの参考になったら幸いです。

経緯

とはいえ、バックグラウンドも少しだけご紹介しておきます。

今の家に引っ越してきて以来12年ほど、東芝のREGZA 40A8000をリビングに置いていたのですが流石に12年前のモデルということもあって画面がだいぶ暗くなってきたので、新しいテレビを買おうという話になりました。

探していた基準としてはざっくり以下のような感じ。

  • あんまり大きいと部屋に入らないけど今のREGZA(40インチ)よりは大きいほうが良い
  • DAZNが見れたら嬉しい(けどFireTV Stickでも見れるので必須ではない)
  • 映像の綺麗さはそんなにわからないし見てればどうせ慣れちゃうのであまりこだわらない
  • 番組表を出したりとかの反応は気になるところ(だけどこればっかは現物触ってみないとわからない)
  • テレビに直接ハードディスクを接続して録画できる機能は必須。録画できるチャンネル数は多いほど良い
  • ゲームはするけどそんなに頻度は高くないので倍速駆動にはこだわらない
  • HDMIの口は多ければ多いほど良い
  • ある程度安心できるメーカーであれば価格は安いほど良い
  • 2画面分割にはちょっと興味がある

当初は国内メーカー中心に検討を進めていたのですが、機能面の細かなところ(裏番組が2番組同時録画できないとかHDMIの口が3つしかないとか)や金額面を考えるとどれも一長一短といったところで、なかなか決めきれずにいたときにふと思い出したのがハイセンス。確かMIU404を見てたときに綾野剛がCMやってたなぁという程度の印象だったのですが、いろいろ調べてみたらなかなかいい感じで結局U8Fシリーズの50インチのものを選びました。

映像・音声は全く問題なし

あくまで主観ですが、映像にも音声にも全く問題を感じません。というか、同じ環境に他のテレビ(前に使ってたテレビを含めて)を置いて比較してみたわけではないので、「おー!新しいテレビは絵もきれいだし音もいいねぇ」とひとしきり感動して3日くらい経つともうその環境に慣れちゃうのですよね。逆に言うと、8ヶ月使ってみて問題になる点を全く感じていないので期待していたレベルは完全にクリアしている状態です。

インストールされているアプリ

インストールされているアプリは、2021年11月時点で以下のとおりです。

  • NETFLIX
  • YouTube
  • Disney+
  • Amazon PrimeVideo
  • U-NEXT
  • ABEMA
  • hulu
  • dTV
  • TSUTAYA TV
  • Rakuten TV
  • Paravi
  • スカパー! on demand
  • DMM.com
  • ひかりTV 4K
  • acTVila
  • メディアプレーヤー
  • 番組表
  • 録画リスト
  • 予約リスト

我が家で使っているのはNETFLIXとYouTube、Amazon PrimeVideo、Abema、Paraviくらい。

番組表・録画リスト・予約リストについてはアプリの範疇に入っているけどどちらかというとテレビ本体の機能というイメージ。

アプリになっているサービスを使う分には、これらのアプリを起動してID/パスワードを入力したらすぐに使える状態になってます。

我が家でよく使うサービスでアプリになっていないのはDAZNとTVerくらいですが、これらはAmazon FireStickをつかうなりPCをつなぐなりすれば問題なし。我が家では当初FireStickを挿していましたが、文字入力とかが非常にやりにくかったので、以前使っていたPCを接続して使っています。

リモコン

リモコン下部には各サービスのアプリをダイレクトに起動するボタンが付いています。僕の持っているリモコンではNETFLIX、YouTube、Amazon PrimeVideo、hulu、Abema、U-NEXTのボタンが付いています。これはひょっとすると発売時期とかによって変わるのかも。どうだろう。

リモコンの「ホーム」ボタンを押すとこんな感じの画面になります。

最上段が「最近使ったアプリ」的な感じ。二段目にアプリのショートカットが並んでいて、その下にYouTubeの閲覧履歴に基づくリストが並んでいる感じです。

我が家でよく使うサービスについては、Paravi以外はリモコンのボタンについているのでこの画面から起動することはほとんどなく、リモコンから直接起動しています。

2画面表示すごく便利

我が家は僕の父と同居していて夕飯だけ一緒に食べているのですが、僕の父の観たい番組とムスメたちの観たい番組がかぶることがたまにあります。

よくあるパターンとしては、経過が気になるもの(主にスポーツ)とバラエティ的な番組がかぶるのですが、この手のときに2画面表示はめちゃくちゃ便利でした。経過が気になるものをサブ画面(音は出ない)として表示、バラエティ側をメイン画面(音が出る)にしておいて、経過が気になるものがアツい状況になったときだけサブ・メインを切り替える感じで運用しています。

どちらの画面をメインにするかはリモコン一発で切り替えられますし、3種類の大きさ変更もリモコンでかんたんに設定可能です。

テレビ放送以外の2画面も行けるのかな…確認しておきます。→確認してみましたがTV放送以外(アプリとかHDMI入力とか)は2画面の対象にならないみたいです。残念。

ハードディスク録画がかなり良い

これまで(今もですが)、テレビ番組の録画には、東芝のREGZAを使っていました。

今もREGZAは一応現役なのですが、ハイセンスのテレビ側での録画が便利すぎて、最近はあまり使われなくなってきました。

もともと東芝のテレビ、東芝のハードディスクレコーダーを使っていたこともあって東芝のUIに慣れているのですが、ハイセンスのUIも東芝のものを踏襲しており、番組表からの録画はほぼ以前のものと同じ挙動です。

ただ、番組表を起動するスピード、録画設定するスピードはハイセンスのものが段違いに速くて、「気になったからサクッと録画しておく」という用途にはぴったりです(これが最近東芝のハードディスクレコーダーが使われなくなってきた原因です)。

また、録画済みの番組を削除する際も、東芝の専用機よりも全然速く削除できていて、専用機の意味って…とちょっと愕然としています。発売時期がかなり違うので技術の進歩の問題なのか、録画のフォーマットか何かが違うことによる根本的な差異なのかよくわかりませんが、とにかく録画する、再生する、削除するという一連の動きがめちゃくちゃスムーズです。

録画済みの番組については自動でCMと本編を切り分けるチャプターを打ってくれますが、これがかなり正確に打てていて、ドラマなんかをCM飛ばしながらサクサク見ていくのが非常にはかどります。こちらも東芝の専用機よりもかなり賢くて感動しています。

録画先については、我が家で使っているのはかなり古いハードディスクですが、いまならこの辺をつなぐのが良さげな気がします。

また、こちらは試せていないのですが、このあたりの「SeeQVault対応」となっているハードディスクを使うと、接続先のテレビやレコーダーを問わずハードディスクが使い回せるようなのですごく興味があったりします。こちらも専用機への愚痴になっちゃいますが、外付けのハードディスクを、新しく買ってきた機械に使い回すと著作権絡みの技術的なブロックで使えないのですよね…。値段が倍以上するので二の足を踏んでいますがSeeQVault対応、チャンスが有れば導入してみたいと思っています。

転倒防止ベルトはつけたほうが良さそう

比較的安価とはいえこのサイズのテレビなので結構良いお値段のお買い物です。なので地震などでテレビ台から落下してパリーンという事態は可能な限り回避したく、こんなのを買って取り付けています。

これは、テレビの裏側にあるVESAという規格に沿った穴(壁掛けのときとかに使います)を利用してベルトの一端をテレビと固定し、もう一方の端をテレビ台にネジ止めすることで下方向へのテンションをかけておいて転倒防止を図るものです。

なんとなく商品画像を見たときはそんな仕組みでちゃんと止まるのかなぁと少し心配していたのですが、つけてみたところ、テレビを持って揺するとテレビ台が動くレベルに固定されています(…という試し方は今考えるとどう考えても危ないのでおすすめしませんが)。

ただし、テレビ台って一般的には結構硬い木材でできていて、ここにネジ止めするのはかなりしんどいと思われます。僕はたまたま家にRYOBIの電動ドライバーがあったのですが、これも単体ではネジ止めに使えず、一旦ドリルで下穴を開けて底にねじを入れるような感じでした。まぁそのくらいの強度がテレビ台側にないと心配なので良いことだとは思いますが、手回しのドライバーでテレビ台に取り付けるのはちょっと無理っぽい気がします。

テレビ裏の配線を綺麗にまとめる

テレビ裏の配線をこの際だからということで整理したのですが、こちらのケーブルオーガナイザはすごく便利でした。昔、螺旋状に切れ目の入った樹脂製のやつも使っていたのですが、こちらの製品だとファスナーで全体をガバっと開いてケーブル巻き込んでまたファスナー閉めて、というだけでケーブルがまとまるので、圧倒的に作業が早いです。2本分使ってもっと太くすることも可能っぽいですが家ではそんなに太くまとめる必要はなかったのでこちらは試していません。

ホコリも溜まりにくくなるし、これはすごく買ってよかったと思っています。

まとめ

そんなわけで、ハイセンスのテレビ、機能面での問題は全然ないしむしろすごく便利で、非常に気に入って使っています。これで国産メーカーと比べたらコスト段違いなんだから国産メーカー大変だよなぁと変な心配をしていますが、消費者としては安くて良いものがあればやっぱりそっちを選んじゃうのが合理的な判断ということにはなるなという印象です。

画像比較とかはないのですが、ハイセンスのテレビを買おうかなと思っている方、大きめのテレビが欲しいけどコストがなぁ…という方の参考になれば幸いです。

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