丸一日たっちゃいましたが自分自身の理解を深めるためにも文字起こししてみました。あとでもう少しきれいに成型するかも。とりあえず取って出し(書いて出し?)です
一部、言い淀みであるとか繰り返しとかは適宜意味の通じるように編集しちゃってるのでそのままではないです。
生のニュアンスは、ぜひこちらでご確認ください。
(司会) はい、それではYouTubeライブをご覧の皆様、こちらの声は聞こえていますでしょうか? 皆様大丈夫でしょうか?はい、それではこれより黒田剛監督の就任記者会見の方を開始いたします。それは登壇者の入場です。 (司会) それではこれより黒田剛監督、就任記者会見の方を始めさせていただきます。 まず、最初に原フットボールダイレクターよりご挨拶、及び黒田監督就任の経緯についてご説明をさせていただきます。 (原FD) こんばんは。本日はお忙しい中、この会見に集まっていただきありがとうございます。 私、12月1日よりFC町田ゼルビアのフットボールダイレクターに就任しました。原靖と申します。以後よろしくお願いします。 黒田監督の招聘理由に関しましては、これまで先輩方が築いてきていただいた、この素晴らしいFC町田ゼルビアを成績、クラブ規模ともスケールスピードアップするという中で、まずはクラブ、現場ともに一体感を持つこと、そしてクラブ、選手、スタッフの双方の心に着火できる人物、一体感を持ち、成績に昇華できる人物ということで、黒田監督を招聘することになりました。 私自身は2003年、大分のスカウトをやってる時に彼と出会って、彼はまだ高校サッカーで全国を行脚してる最中に、私がスカウトの身で彼と出会いました。 その後彼はもう皆さんご存じの通り高校サッカー界で大活躍して、そういった中で今回の招聘理由の1つにさせていただきました。 (司会) ありがとうございます。 続きまして、黒田監督よりご挨拶、及び抱負等をお話しさせていただきます。 (黒田監督) 皆さんこんばんは。 来季2023年度シーズンよりFC町田セルビアの監督に就任しました黒田剛と申します。どうぞよろしくお願いいたします。すでに皆さんご存知のように、高校サッカー、青森山田高校の監督としてここまで約28年間活動をして参りました。 その中で近年では約7回全国優勝を経験しまして、その中で私も色々な場面で、将来プロの方でやらないかとか、または方向を変えないかというようなことで、いろいろを打診も受けていた中で、今回FC町田ゼルビアさんの方からこのような形でご縁をいただきまして、覚悟を決めて引き受けるというような形の運びになりました。 もちろん28年間率いてきた、高校サッカー、また青森山田というチームに対して、すごく、離れることは寂しい、それから辛い気持ちもありますけども、今のこの新しくFC町田ゼルビアが羽ばたこうとする組織作りのところで私の名前を挙げていただき、そして招聘していただくということは、誠に光栄なことで、この気持ちに応えてこそ、初めて指導者と言えるのではないかと、そういうことで、自分でそういう覚悟を決めて今回このような形になりました。 もちろん青森の時もそうですけども、地域を盛り上げるということ、それから、勝利ということにとことんこだわり続けてきた日々でしたので、そのメンタリティーですとか、またモチベーションっていうものは、プロまたはアマチュアというところの垣根はないという風に自分でも感じておりますし、この今までやってきたものが、この新しいステージで挑戦できるということは、私自身としてもすごく光栄なことですので、来年スタートから、町田市民の方々、それからファンサポーターの方々、また、日頃支援いただいてるスポンサーの方々、いろんな方々の思い、願い、これはJ2の優勝であったり、またJ1昇格というところにあると思いますので、その気持ちに応えられるように、我々スタッフクラブ、みんなで力を合わして頑張っていくという所存でございます。 こういうような経緯で今回引き受けることになりました。以上です。 (司会) はい、ありがとうございました。 それでは質疑応答に移らさせていただきます。こちらの質疑応答はメディアの皆様のみとなります。YouTubeライブをご覧の皆様からのご質問はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。 では、まず始めに代表質問として、クラブオフィシャルライターの郡司様よりご質問を3ついただいておりますので、こちらの方から1つずつ読み上げさせていただきます。3つとも質問は黒田監督へのご質問となりますので、よろしくお願いいたします。 まず1つ目です。監督就任のオファーを受けた際の心境はいかがだったでしょうか? (黒田監督) 正直驚きましたし、まだ私は教員でもありましたし、現役の高校サッカーの監督ということもあったので、まあ、当初はなかなか、果たしてできるのだろうかというような迷いもありましたけれども、クラブも私も高校サッカーで28年間としてやってきた積み上げてきた様々な組織作りというところも含めてこれを評価していただいて、そして新しくこの町田というチームが成長するために力を貸してくれないかという、そういう私を選択してくれるクラブの方にも大きな覚悟があったと思いますので、その気持ちをしっかりと理解した上で、引き受けようということで、あの私の方で決心したところですので、正直驚きもしましたけども、やるからには精一杯、自分の今までのキャリアを全てぶつけるつもりで頑張っていきたいなと思います。 (司会) ありがとうございます。続きまして2つ目の質問となります。 監督を引き受けることにした決め手は何だったのでしょうか? (黒田監督) もちろん、お誘い受けたこともありますけども、私ももう今52歳という年で、そろそろ高校サッカーの方でも次なるコーチに監督の座を引き渡していかなきゃならないというギリギリの年齢でもあったということ、また青森山田の一監督という立場ではなく、今は高体連高校サッカーの指導者の代表として、頑張ってる高校サッカー指導者たちの価値を上げる意味でも、私がこの突破口を開いていかなければ、いつまでもこの日本のサッカーっていうものが発展していかないということもありますので、まず今高校サッカー含めジュニアユースもそうですけども、いろんな全国の指導者たちが、例えプロを経験してない指導者であっても、頑張りによってはそういう世界でやっていけるんだと、どんどん評価を受ければ上でやっていけるんだということを示す意味でも、そこに風穴を開けるためにも、私がチャレンジすることが有効なことだという風に感じて、このオファーを受けさせていただきました。 (司会) ありがとうございます。最後の質問となります。 外から見ていたFC町田ゼルビアのクラブ、そしてチームに対する印象はいかがだったでしょうか? (黒田監督) そうですね。やはりこの大きい大都市の東京というところで、J1の人気チームFC東京、それから老舗の東京ヴェルディというところに続いた第3の東京のクラブとして、Jリーグのチームとしてファンを分け合う中、または新しいファンを築き上げる中で、すごくやっぱり難しい立ち位置にあったんではないかな、というところが、やっぱり率直な気持ちではありますし、その中で結果を出していくことによって、または魅力あるサッカーをすることによって、この東京という地で色々なファン、サポーターが町田を応援してくれることにもなり、そして先ほど言った2チームにも追いつけ追いこせというところで、切磋琢磨してやっていけるんじゃないかというところもあり、まあ今回そういうような見方であの町田さんの方を見ていた部分ももちろんありますし、ただ、そのポテンシャル、この町田という地域がやっぱりサッカーの街であって、我々が小さい時からもうこの町田という地に強いチームがあってですね、サッカーの人口が多いということはよく知ってましたので、この地であれば、そういう地域の方々が抱いてる夢や希望も実現できるのではないかという風に、すごくポテンシャルも高いし、そして可能性も大いに秘めてるチームだという風に外から見てましたので、逆にその中でやりがいがあるなと、まさにそれを実現させてあげたいなというような気持ちが芽生えたという気持ちですね。 (司会) ありがとうございました。 続きまして、会見場にお越し頂いているメディアの皆様からまずは質疑応答をさせていただきまして、そちらの質疑応答が終わりましたら、Zoomにご参加のメディアの皆様の質疑応答という順番で行わせていただきたいと思います。 それでは、まず最初に会場に起こしのメディアの皆様で質疑応答、ご質問ある方、挙手にて社名とお名前をおっしゃっていただき、ご質問1つずつまずはお願いいたします。 なお、マイクをお渡しいたしますので、マイクを持ってマイクに向かって喋っていただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。 ご質問いかがでしょうか? (朝日新聞堀川氏) 朝日新聞の堀川と申します。よろしくお願いいたします。 まずちょっと原さんに質問なんですけれども、今回、黒田監督を招聘された理由、冒頭でも触れていらっしゃいましたけれども、もう少し具体的に、監督のどのような点、サッカーの戦術だったり色々あるかと思うんですけど、どういう点を評価されて、高校サッカーの監督を招聘されたのか、教えていただきましょうか。 (原FD) ありがとうございます。 招聘理由の中でもかぶったんですが、やはり最近日本代表の活躍も最近ではあったんですが、私のこれまで経験してる中で、最近本当に感じるのは、クラブと現場が一体感を持つことの大事さ、それはチームがただ一体感を持てばいいってことじゃなくて、クラブ、選手、そして地域、ファンサポーターが一体感をもって戦うということが最も大事なことではないかということを思っております。 そういったことに火をつけられる人物、つまりクラブの職員に対しても選手、スタッフに対しても、「よし一緒に戦って勝つぞ」っていうような火をつけられる人物が黒田さんであったと。 戦術のことも今言われたんですが、彼がこの28年間、高校サッカー会で戦ってきた中で、やはり必ず相手と対峙して、相手は必ず青森山田を打ち破ろうという対戦相手と対峙するわけなんですが、その都度、相手がやってくることを、そして自分たちの持ち駒を考えた上で、「勝つ」ということに執念を燃やしてきたと。 まぁご本人、ジャンケンで負けるのもいやっていう人物ですから、どんなことであっても勝ちにこだわる、というところがありまして、そういった中では、クラブ全体、選手全体のマネージメント力+どんな相手にも勝つと、勝つことに全体のベクトルを向けると、そういった点に魅力を変えたのが一番の要因だと思います。 (司会) はい、ありがとうございます。そのほかご質問のほういかがでしょうか。 (青森放送葛西氏) 青森放送の葛西と申します。先ほど仰っていた、青森山田で指導してきた勝利へのメンタリティの中で、特に大事にしたいもの、Jリーグの舞台で発揮したいものは何か、ということを教えていただきたいです。 (黒田監督) サッカーだけに限らず、スポーツ全般、競技スポーツにおいては、スキルだけではどうもやっぱり勝てない。やっぱり心技体全てが整って、またはクラブ、チームとしてそれが一体化されて初めて勝利というものが導き出されるという風に感じてますので、原さんの方からも話があったように、隙のないサッカー、またはもちろん弱点のないサッカー、そして色々細部にまでこだわりながら全てにおいて網羅しながら強化していく。それは攻守に渡って高いインテンシティのもと戦えるメンタリティと体力とっていうものが、我々のやってくサッカーのベースになっていくと思いますので。 あとはもう点を取るところ、守る所っていうのはかなり細かいところまでこれまでも突き詰めてやってきたつもりですし、そんなことをチーム指導と同時に要求していきたいなという風にも思ってます。 なので、細かいところまで言及していきたいなっていう風には思っています。 (司会) ありがとうございます。 そうしましたら、前の方お願いします。 (東京新聞宮本氏) 東京新聞の宮本です。 先ほど、今までもいろんなプロの打診もあったというご発言がありましたけれども、今までは引き受けてこなくて、今回は引き受けた理由をお願いします。 (黒田監督) 恐らくですけれども、アマチュアの世界でまたは組織だけはマネジメントはしてきたけどアマチュアの世界で、プロの監督としてやって行けるのかどうかっていうところはすごくみんなクエスチョンであったりする部分だと思うんですけども、今まで(打診が)あったものっていうのは例えばアカデミーダイレクターであったり、強化部長であったり、そういう、サポート、クラブ運営というところでのお話、または学校の教員をやめた瞬間に真っ先に手をあげさせてもらうよ、っていうようなところは数チームありましたけども、今回、町田さんのその意気込み、覚悟っていうのが見えたのは、プロの経験もない私に「監督としてやってくれないか」というお誘いがあったこと。これは本当にふざけ半分でもなく、町田さんが大きく成長を図るため、またはJ1に行くために、ついに本気になったぞという証しだと思ってますので、その強い気持ちを私が受けたということになるかと思います。 (司会) ありがとうございます。その他ご質問の方、いかがでしょうか? (東奥日報佐々木氏) 青森の東奥日報の佐々木です。 プロの世界に飛び込むわけですが、先ほどJ1昇格とか近未来での目標とか目指すところも仰いましたが、黒田さんとしてプロの世界で掲げるその究極的な目標っていうのはどんなところを見据えているのかをお聞かせ願えればと思います。 (黒田監督) 個人としてですか?(佐々木氏「個人です」) むずかしいですね。 まずはやっぱり、このクラブ、そして組織の一員として、またはリーダーとしてお誘いを受けたので、まずは自分のことよりもこのクラブがJ2で優勝すること、J1に昇格をすること、これが支えてくれてる皆さんの全ての願いですから、そこに関して揺るぎない努力とメンタリティを持って取り組んでいきたいということ。 それが果たされたり、または自分の予想以上の結果が出た時に、何かそういった野望が出てきたり、またはそういう評価を受けることがあるかもしれないんですけど、今は「自分の何か」というよりは、支えてくれる皆さんの笑顔が見たい、そういう歓喜を味わいたい。そしてこの町田全体がそういうものに包まれる、そういう瞬間に立ち会いたい。そんな気もしています。なので、個人というよりは、今は町田のために何ができるかっていうことを追及していきたいなという風に思っています。 (司会) ありがとうございます。 そのほかご質問いかがでしょうか。 (読売新聞高田氏) 読売新聞の高田と申します。ちょっと事務的な話かもしれないんですけれども、監督はまだ青森山田高校でされていて、28日から選手権始まると思うんですけれども、その後どういったタイミングでチームに本格的に合流して新シーズンを迎えるのかというところ。 あと先ほど少しお話がありましたけれども、一年目からもちろんJ1昇格っていうところを目標に定めていくという理解でよろしいでしょうか? (黒田監督) 「J1昇格」ではなくて「J2優勝」です。ふふっ(笑)。 チームの方は、12月20日過ぎたら選手権に向けて合宿始まると思うんですけども、そこには私ももちろん合流をして、今度は気持ちを選手権の方に移行させながら、最後の最後までチームには全力を尽くすつもりではもちろんいます。 ただ、もう11月からは新監督が決まりまして、私が総監督という立場で、基本的にはチームをサポートしていくというような役割になってますので、今までの経験とか、監督をやってきた28年のものをしっかりとこの最後のチームに浸透させる、そしてチームの最高の成績を残せるようにという形で、ベンチには座らせていただきながら、サポートしていきたいという風に思ってます。それが終わり次第、町田の方に合流するという形になります。 (司会) ありがとうございます。 そのほかご質問いかがでしょうか。 (クラブオフィシャルライター郡司氏) オフィシャルの郡司です。よろしくお願いします。 原フットボールダイレクターにお伺いしたいのですが、このオフにおけるチーム編成の全体的なテーマと、また編成の人数はどのくらい想定されているのか教えてください。 (原FD) ありがとうございます。 まず黒田さんにオファーを出して受諾をしていただけた時点で、黒田監督と「どのようなサッカーをしてJ1昇格を狙うか」ということは、綿密に選手編成、それとコーチングスタッフの編成を含めて相談、話し合いを行いました。 まずコーチングスタッフ、黒田監督を支えるスタッフに関しましては、キムミョンヒさんをはじめ山中さんを始め、その他のスタッフに関しましても、J2では比較的屈指と思えるような優秀なスタッフに集まっていただけるところまで準備しました。 黒田さんと相談しながら、我々の元に参戦してくれるという非常に優秀なスタッフが集まってくれました。 選手編成に関しましては、先ほど申したように、J1昇格、J2優勝に向けてのスケールアップ、スピードアップということを念頭に、黒田監督、そして新たに決まったスタッフ含めてJ1、J2の選手を精査して。もちろんこういう世界ですから、残念ながら移籍していってしまう選手もあるんですが、それを上回る選手を何とか集めて栄光に導けるように、今鋭意努力していると。発表のタイミングが相手クラブもあることですので、今後になるかと思いますが、黒田監督が成績を出せるような選手は揃えていっている最中です。ここまでかな、今は。 (司会) ありがとうございます。 (社名、氏名とも聞き取れず) ****と申します。 黒田監督にお聞きします。 すでにあのゼルビアの選手のプレーなどは御覧になったりしましたか? ゼルビアのチームを、今はどういう風に見ていらっしゃいますでしょうか? (黒田監督) お話をいただいてから、数本DAZN等で映像をチェックしたこと、昨年の卒業生の宇野禅斗が在籍をしているということ、または過去にも本校の卒業生が数名こちらの方でやった経緯もありますので、そういった卒業生を元にいろんな話を聞いたということもあります。 今年度の結果として15位で終わったということ。その原因が何であったのかっていうところも、自分なりには抽出をしたつもりでもありますし、それに向けてどう改善していくか、またはメンバーも大幅に変わっていく中で、新しい私が率いるチームをどういう風に隙のないチームに変換していくかっていうようなイメージを今持ってきております。やはり多くの失点の原因があったり、または得点がなかなか取れない原因であったり、そういったところはかなり今精査してる最中です。 ただ、あの選手のスキル的なもの、またはチームとしての方向性、またはトレーニングでの空気感、そういうものはかなり自分の中でも調べて、来年度以降をどういう風にして行こうかっていうのはイメージは今構築しつつあります。 (司会) ありがとうございます。 その他、会見場の皆様でご質問等いかがでしょうか。 (朝日新聞堀川氏) 朝日新聞の堀川です。今ありました、町田のチームの分析について言える範囲で結構なんですけれども、いろいろ課題を抽出されて、どういうところが課題と捉えていて、先ほど隙の無いチームという風には伺いましたけれども、具体的にどんなことができるようなチームにしたい、という風に、言える範囲でお願いできればと思います。 (黒田監督) メンバー編成がまだできてないっていうことで、なかなかポジションバランスももちろんまだ決まってない状況ですので。 ただやっぱり失点場面に関して言うと、ショートカウンターでの失点であったり、言葉は悪いですけれども簡単にというか単純な失点も結構あったと思いますし、またはリスタートから失点してしまうっていうようなケースもあったと思います。 私も青森山田で志向していたサッカーっていうのは失点をしない、もちろんシュートも持たせない、「させない」ということが、我々の中でのコンセプトになっていたということも見ている方々にはよくわかったと思うんですけども、まずそういった「させない」ということは、我々が「できる」ということにもつながってくる。この表裏一体のところをうまく利用しながらやっていきたいということ。 それからリスタートも含めた攻撃のオプションを多く増やしていく、バリエーションを増やしていくということ。あと、チームとして共有できる部分というものを、偶然性に頼るのではなくて、ちゃんと我々がセットしたものをまたは共通理解の中でコントロールされたものを一つでも多くチームに落とし込んでいく。そのことによって、もし敗戦した時、負けた時の原因もわかりやすく、勝った時の要因もわかりやすく、チーム全体で共有できるようなチームの方向性をしっかりと持っていきたいなという風に思っています。 (司会) ありがとうございます。 そのほか会見場のメディアの皆様でご質問いかがでしょうか。 (社名、氏名不明郡司氏?) たびたびすみません。原フットボールダイレクターにお伺いいたします。 前強化体制はこの3年間で2020年から23年までの3ヶ年計画でJ1を目指すっていう中期的なスパンでチームを構築してきたんですけれども、例えば藤田オーナーから、原さんの体制になって、「何年にJ1」といった期限設定みたいなリクエストはあったのかどうかという部分をお聞かせいただけたら。 (原FD) ありがとうございます。基本的に私が思うのは何年計画っていうような時間はない世界になってきてると。非常にスピードアップしてて、毎年毎年を勝負にかけないと、例えば何年とか言ってたらその後3年であれば5年かかったり、2年であれば4年かかったりという世界になりつつありますんで、まず目の前の試合は絶対に勝つ、そして1年で目標を達成することは1年で達成するという、一戦必勝といいますか、目標はなるべく短い期間で達成する。そういう積み重ねの後に結果が見えてくると思うんで、私はもう1年目から狙っていきましょうということになっているという所存で黒田さんと話しております。 (郡司氏?) (前体制が)長い期間続いていて、一つ区切りがついて、原さんの体制に移行するっていうことになると思うんですけど、ある程度前体制を踏襲する部分があるのか、もしくは原さんの独自色を出しているのかっていう、強化方針っていう部分でのイメージというかバランスをどのように考えてらっしゃいますでしょうか。 (原FD) チームには継続性があって、例えば責任者が変わった途端に全部変えて全員新しい人にするっていうのは、非常に現実的ではないと思ってまして、現実的に町田には素晴らしい選手がまだたくさん残ってます。私も対戦した相手でもありますんで、あの残留してくれた選手契約を延長してくれた選手の中では素晴らしい選手が沢山いるんですね。 そこに加えて新しい戦力を、より上の力を持った選手を連れてくるということを、今、黒田さんと一緒にやってる次第でございまして、現在残ってる選手にプラスして、プラスアルファの選手を連れてくるっていうやり方が1番現実的なんじゃないかと思っています。 母さんお願いします。理由について教えてくれましたけども、あの青森山田での何が良かったのか?っていうのをもう少し具体的にお願いします。はいで、ありがとうございます。やはり28年間で7つですかね? (司会) ありがとうございます。 そのほかご質問いかがでしょうか。 (社名、氏名不明) 原さんにお願いします。 先ほど招へいした理由について仰ってくれてましたけれども、青森山田での何が良かったのかということをもうちょっと具体的にお願いします。 (原FD) ありがとうございます。 とかく28年間で7つですかね、全国大会優勝という称号を与えられてるわけなんですが、その裏には、やはり私はクラブの方でもう20年以上過ごしてきてるんですが、高校サッカーの先生方の「生徒を成長させる」っていう取り組みは、どうしてもアカデミーだと練習時間2時間2時間半、それと寮、という生活に限られるんですが、高体連の先生は、本当に…この前彼(黒田監督)と電話した時、収穫旅行の引率中ですっていう機会があったんですが、本当に24時間選手を見て、選手の顔色を見て、この選手にどういう声かけをしたらいいのか、どういうトレーニングをしたらいい選手になるのかっていうことを考え続けた28年だと思うんですよ。 そういった中で、とかく成績が素晴らしいっていうことがスポットをあびがちなんですが、その裏の過程で今プロの世界に足りない部分ではないのかと。もっと選手により沿ったり、選手に細かく指示をしたり、教育をしたり導いたりっていう点を含めて彼が適役、ということになったこと。 サッカーに関しましても、青森山田はどんなサッカーする?っていうような感じでイメージがあるかと思うんですが、わかりやす言い方でいうと、ボールポゼッションなのか、ダイレクトサッカーなのかという次元ではなくて、「全部できるチームにしたい」っていうのが彼の希望でして、我々の方もFC町田ゼルビアがどのようなサッカーをやってるのか、って言ったら、勝つサッカー、一番「相手に勝つサッカー」を今後を目指していきたいことなので、そういった点ではどんなサッカーを選択するかは相手もありき、こちらの好調な選手を使う駒にもよりますし、そういった全体のマネジメントを含めていうことだと僕は思います。 (司会) ありがとうございます。 そのほか会見場のメディアの皆様いかがでしょうか。 (質問者不明) 今の件で、原さんに確認なんですけれども、そうすると、高校生を指導してきた指導力だったり選手をきめ細かくみる指導力だったり戦術面ですか、その何でもできるようなチームを作り上げてきた、その戦術と、その前に仰ってた情熱というか、勝利へのこだわり、そういう三点を評価されたという理解でよろしかったでしょうか。 (原FD大きくうなずく) 基本的なところで恐縮なんですけれども、黒田さんのプロフィールの中でいろいろ確認させていただきたくて、もともとホテル会社にお勤めで高校サッカーの夢が捨てられなくて、高校の指導者になられたっていう経緯がある記事を読んだのですけど、その辺を教えていただけますか。 (黒田監督) 話せば長くなりますが(笑)、元々やりたかったのはサービス業だったんですね。大学時代もファミリーレストランでアルバイトをしたりですとか、人に奉仕する、人のために何かをするということが、私の性格上すごく大好きで、そんな中からリゾートホテルで働くことになったんですけども、働いてるうちにひしひしとと今まで学んできた、やってきた、サッカーっていうものが自分の中から少しずつ消えていく瞬間、それが離れていく瞬間っていうものが感じられてきた時にすごくやっぱり寂しさを覚えてきたということもありまして。 で、やっぱりサッカーの道に戻りたいと。それで学校の教員というものを目指しながら今まで学んできたサッカーっていうものを子供たちに教えていきたいというような考え方に少しずつ変わってきまして、これだったらもうできるだけ早くホテルマンをやめて、教員の道に進もうというようなことで、もう3ヶ月半ぐらいですぐに転換しまして、北海道の教員を目指してというところで、ちょっと紹介を受けて青森山田のコーチにならないかというような話をいただいてから、ここまで29年というようなかたちになります。 ただおそらく何て言うんですかね、高校や中学校やアマチュアの育成指導者っていうのは、なかなかJリーグ、プロの世界に飛び込むっていうのはすごく勇気のいることだし、いろんなものを契約の世界っていうのは犠牲にすることもあるでしょうし、すごくこう難しい、家族があればあるほど選択をされると思ってですね。それが今の、やってみたいんだけど、挑戦したいんだけど、なかなかこう思い切り飛び込めないというところにあるということと、また、そもそもこの30年のJリーグの中でもやっぱり企業職が強かったっていうところもあり、いろいろ組織の中に飛び込むとすごくやっぱり不安があるということが多分懸念材料の一つではあったと思うんですけど、ただちょっと話ずれますけども、モウリーニョじゃないですけども、プロを経験しなくても世界で名将と呼ばれる指導者は出てきてるし、日本の代表の監督やったザッケローニもそうですし、世界ではやっぱりプロを経験しなくても優秀な指導者たちがゴロゴロといる中で、育成であろうとなんだろうと力を持って、結果を出し、そしてそこに信用、信頼が生まれたのであれば、こういうチャレンジっていうのも、また日本のサッカーにおいても新しい一歩ではないかな?っていうところも、今、青森山田を28年やりながら自分の中に芽生えてきた答えでもありますので。そういったちょっと波乱万丈の人生ではありますけども、すごく明るいサッカー界の未来になればいいな、というようなところも、1つ今回の決断のきっかけになった。 (司会) はい、ありがとうございました。 それではちょっと一度、会見場の方々から、Zoomでご参加いただいているメディアの皆様に質疑応答を切り替えさせていただきたいと思います。 Zoomでご参加のメディアの皆様ですが、挙手にてこちらから指名させていただきますので、指名後、ご質問一つずつでお願いできればと思います。 そうしましたら最初、スポナビの大島様、よろしくお願いいたします。 (スポナビ大島氏) よろしくお願いします。ライターの大島です。 黒田先生にお伺いしますけれども、個人名とかなかなか難しいかもしれないんですけれども、補強のイメージとかこういうタイプが欲しいとか、どういうものをお出しになったのか気になるんですけれどもいかがでしょうか。 (黒田監督) 昨年度の青森山田のサッカーを見ていただけたらわかると思うんですけれども、やっぱり90分常にハードワークができること、それからボール際で負けない、高いインテンシティをもって攻守ともに頑張れる選手。 あとはもちろん個のスキルだけでは勝負できませんので、チームの中でしっかりとみんなが一つになって、協調性をもって、お互いにいろんな話を言ったり聞いたりしながら一つになれるような、性格的にも優れた選手がいいなという風には自分でも思っていますし、なんせやっぱりJ1昇格、J2優勝と、みんなが狙っていかなくては、全員が本気にならなければ達成できるような目標ではありませんので、しっかりとそこに向かっていけるそういったモチベーションを持っている選手たち、そしてそういったクオリティやスキルといったものをしっかりと表現できる選手たちを特にリクエストして、原さんのほうから声をかけていただいているとそういった流れです。 (司会) ありがとうございます。 続きまして成田様よろしくお願いいたします。 (東奥日報成田氏) 東奥日報の成田です。よろしくお願いします。 変性上の話になるんですけれども、先ほど原さんも仰っていた、金明輝コーチ、山中コーチ、それぞれJ1で実績残した金さんと、育成年代で実績を残した山中さんということで、すごくいい組み合わせだということを先ほど仰ってたんですけれども、黒田監督との役割の分担というか期待するところ、3人のいいところを落とし込んでリーグ戦の中で結果を出していくという期待、狙っている部分というのを教えてほしい。 あともう一点、先ほどオファーだした時期、ちょっと具体的な時期、よろしければその辺教えてほしい。 あと黒田監督に編成の部分で山田高校出身者とりたいとか、そのあたりのやり取りはあったのか、スタッフを含めて連れてきたい選手とかいたと思うんですが、その辺、話せる範囲でお願いします。 (原FD) ありがとうございます。 スタッフの役割分担に関しましては、黒田さんとすごく綿密に相談をして、黒田さんのほうからリクエストがあったのは、やはりJリーグで戦うにあたって、Jリーグで経験があって、若い指導者、そして監督が何でも相談できる。良いときも悪いときも相談できる間柄ということで、金明輝さん、山中さん、強く希望がありました。それぞれ時期によってはユースの大会で切磋琢磨した間柄です。 お互いに気心も知れた仲で、かつ金明輝さんに関してはもうJ1でも成績を出されてる方ですし、山中さんの方も柏、大宮の方でしっかり実績を積み上げてきた方なので、そういった点から先ほども言ったように一体感ということはすごく強調してるんですが、監督と共に同じベクトルを向いて1年間やり遂げるるスタッフを優先して選ばしていただいたということになります。 (黒田監督) 補足する形になりますが、今のJ1、J2にしても、ユースの監督をやっててトップの監督に就任したという方はかなりいると思うんですけども、そう考えた時に、私ども青森山田がプレミアの中で3度ほど優勝させていただいたイーストもそうですけどもで、金明輝コーチに関しては鳥栖の育成っていうものにかなり尽力された方で、西日本のやっぱり第一人者と言えるというところもあります。 このイーストウエストのトップトップの育成をやってきたものが1つのチームに集まるということ、または金明輝コーチの鳥栖でのトップの監督としての采配経験というものも、私自身もやっぱり高く評価をしておりますし、または何よりも戦うためのメンタリティーを彼は本当に持ってるということ、そこに山中コーチに関してはレイソルのの巧みさですとか、テクニカルなところだとか、そういった我々が特に学びたいようなところ、またはトレーニングに関してもかなりシビアにやってくれるコーチですので、みんなある程度、無いものを補いながら、それぞれの良さを出しながら、そして隙のないチームを作っていくっていうところのコンセプトからすると、すごくこう素晴らしいというか、的確な采配ではないかなという風にも思ってます。 また、若手の強化をするコーチもさらに増えていきますので、いろんな部門で漏れることがないように、全てを網羅しながら、寄り添いながらやれるような陣形になっておりますので、そこは先ほど原さんからもあったように、J2の中でもトップクラスにいい指導者が集まったっていうのはそういったところから言えるんではないかなっていうところです。 すごく…ふふふふふ(笑)、難しいんですけども、いろいろバランスというものもあるし、今一人いるということは言えると思うんですけれども、あまり山田山田になりすぎても、これから来る選手たち、それから今いる選手たちのモチベーションを下げることにもなるでしょうし。 一人でも山田の選手がいることは私のサッカーとか性格をわかってることは、スタートする上ではすごく有効な事だと思いますがそのバランスっていうのはよく考えなければならない。 ただ新しくやるところはアマチュアではなくてプロ、ということ、そしてみんなやっぱり人生をかけてサッカーをしているということ、そしてどこが出身であろうと、みんな一人一人が我こそはと思って勝負してこうと思っている選手たちなので、その思いとか気持ち、そしてモチベーションといったものにしっかりと寄り添うことを考えれば、山田の卒業生だからどう、ということを言っている場合ではないと思いますので、きちんと一人一人に目を当てながら、それぞれの人生に責任持てるような立場でアプローチしていきたいなとは思っています。 (司会) はい、続きましてAbema藪原様お願いします。 (Abema藪原氏) Abemaゼルつくの藪原と申します。黒田監督にお伺いします。 一部重複するとこもあるかと思うんですが、これまで高校生だったり、中学生だったりというところを指導されてきた中で、これからはプロを相手に指導というか、優秀目指すという中で、学生を指導するところと変えなければいけないなと思ってるところ、またはそのまま使えるなというか活かせるなと思ってるところ、その2点をちょっと聞かせていただけたらと思ってます。 (黒田監督) そうですね、先ほど言ったように、メンタルとか、勝つため、勝利のためにどんなものを準備し、どういう志で試合に臨んでいくかっていうところに関しては、我々もやっぱりそれをずっと求め続けてきたものですから、そこに関してはそんなに変わらないだろうということで、引き続き求め続けていきたいなという風には思ってます。 ただ今度は高校生ではなく、プロだし大人だということがやっぱり前提にあると思いますので、もちろん言葉のチョイスもそうだし、寄り添い方、距離感っていうところもそうだし、それからやはり、みんな生活をかけて命をかけてサッカーをしてるということ、またこの町田というチームを好んで、ここでタイトルを取りたいと思って集まってきてる選手だということをそこはきちっと指導者たちがリスペクトをしながら、その選手1人1人の思いということもきちんと感じながら采配をしていかなきゃならないものだと思ってますので、始まってみながら色々な形でさじ加減を変えていかなきゃならない部分ももちろん出てくると思いますけども、やはりそこのところっていうのは、みんなそれぞれにプライドを持ってると思いますので、しっかりそこは尊重しながらやっていければと思います。 高校生と同じように何でもハイって返事するかっていうと多分しないと思いますので(笑)、その辺であれっていうところも出てくるかもしれませんけども、そういったところも少しずつ慣れながら、笑顔の絶えない、そして厳しい時は歯を食いしばりながらみんなで一致団結して頑張れる、そんな楽しい、強い、戦えるチーム作っていきたいなと思います。 (司会) ありがとうございました。 続いてエフエムさがみ、熊坂様、お願いいたします。 (エフエムさがみ熊坂氏) エフエムさがみの熊坂と申します。監督にお伺いしたいと思います。 ゼルビアは町田市民に愛されているチームでございます。これからゼルビアが町田市にとってどんな存在になってもらいたいですか。 (黒田監督) そうですね、やはり町田市民の方々が、みんながスタジアムに足を運んでいただいて、本当に生活の一習慣として、ここはもう町田の試合があるから、全ての予定をキャンセルしてでもスタジアムに足を運ぶんだと言っていただけるような試合をしていきたい。熱い試合をしていきたいと思ってますし、常にこう市民の皆様の口から町田の話が飛び交って、街中チームの話クラブの話でまたは試合の話で盛り上がってくれることを、そんな町になってもらったらすごく嬉しいなという風に思いますし、まだあの待ちすべてを網羅しているわけではありませんけども本当に街一体となって、地域一体となって昇格に向けて頑張っていきたいなという風に思ってます。 すごく暖かいサポーターが多いという風に聞いておりますので、よくサポーターとも接することも出てくると思いますので、みんなでいい方向に向かっていけるように、そんなこともちょっとイメージしながら頑張っていきたいなと思います。 (司会) ありがとうございました。 山原様お願いいたします。 (社名不明山原氏) 黒田監督のパーソナルの部分でもうちょっとお伺いしたくて、年代的にはちょっとお調べしたら、あのJリーグでいうと秋田豊さんとかと同い年だということだと思うんですが、黒田さんのJリーグとの関わりというか、どういう距離感で、これまでサッカー関わってこられたのかっていうところをどういう気持ちというか。 (黒田監督) そうですね…。高校の指導者っていうのは常にやっぱりJクラブのスカウトないし、強化部長とずっと顔を合わせ、いろいろな話し合いをしていく立場でもありますので、まあほとんどのチームと言ってもいいぐらい、クラブの関係者は面識もありますし、だいたい覚えていただいてるというのがあの率直な感想なんですけども、私も監督28年で62名のJリーガーを輩出しておりますので、そういう関係性の中ですごく私の特徴とか、性格もわかってくれてるチームも多いと思いますし、すごくそういう意味では密着した関係性というのは今までもあったと思います。ですから、この世界に入ったとしても、全く知り合いがいないなんていうことはなく、いろんなつながってる関係がすごく多いので、すごくやりやすい部分と、それからありがたい部分と、というところで。まあ不安もありますけども、色々混在してるような状態ではありますね。 (社名不明山原氏) あのサッカーやられてた頃とかは、jリーグはまだなかった頃とかだったりするじゃないですか。このJリーグというところに、憧れじゃないですけど、なんかこう高い舞台というかそういう風な印象とかあったりするんでしょうか? (黒田監督) そうですね。30年前の立ち上がった時に関してはやっぱりこう涙が出るぐらい、サッカー人としては嬉しかった思いもありますし、私と同期でやってる、それこそさっき言われていた秋田豊とか野口幸司とか色々いまだに交際してる人たちは多くいますので、これ、45年会と言って、45年生まれの会もあるぐらい、すごく仲のいい同年代ですので、そういう方々からもいろんなアドバイスを受けたり、プロの世界の話を聞きながらここまで学ばせてもらった経緯もありますので、また今度その同じステージでやれるということで、すごく嬉しく思うし、これからもいい付き合いていきたいなというところもあるので、割と親しみのあるというか、近い距離で私とJリーグの関係っていうのはずっと密着した関係であったかっていう風に思っています。 (司会) ありがとうございました そうしましたら挙手のほうも終わりましたので、最後のご質問、Zoom、会見場のメディアの皆様含めてございますでしょうか (社名、氏名とも不明) たびたび失礼します。黒田監督に基本的な質問で恐縮なんですが、先ほど、プロの経験はないというお話でしたけれども、ここに書いている通り、選手としての経験は、高校サッカーと大阪体育大学、こちらでサッカーをされていてそのあとは選手としてはやられてないということでしょうか。 (黒田監督) 選手としてですか。選手としてはないです。24歳のころからコーチで入り、25歳から監督になったので。 (一部質問がグダグダなので割愛) 地元でですね、大学卒業した年、23歳のころは母校、今は北海道大谷室蘭って言ってますけど、母校登別大谷高校の臨時講師として帯同したりもしてましたので、そこが指導者のスタートですよね。母校が選手権の北海道予選に初優勝した時の臨時コーチをやっておりまして、選手権のベンチに座ったのはそれが初めてだと。そういったところから指導の面白さも徐々に理解していったというかのめりこんでいったっていう経緯はありますね。 (社名、氏名とも不明) 監督の実績を見ると、ものすごい実績なんですけれども、選手時代とかの実績でいうと、例えば全国大会どこまで行かれたとかそういうのありますか? (黒田監督) インターハイ2回戦、国体2回戦っていうぐらいです。大学に関してはインカレとかまた総理大臣とかって、まあ優勝してませんけども出たことあります。 (社名、氏名とも不明) ちなみにポジションはどこだったんですか? (黒田監督) いっぱいやったな…キーパー以外全部やったんですけど、当時スイーパーをやったりサイドバックをやったり。大学では最後はサイドバック、右左どちらもやってました。 (司会) 最後の質問とさせていただきます。 (社名、氏名とも不明) 原さんに…もしわかればですけれども、Jリーグができる前の実業団の人たちはちょっと除いて、選手として、実業団でもなくJリーガーでもなく、それでJの監督になるのは初めてなんでしょうか?ご存じですか? (質問者グダグダなので割愛) (司会) 時間もだいぶ経ちましたので、質疑応答の方を終了させていただきたいと思います。 では、続きまして改めて、原フットボールダイレクター、黒田監督より、ファンサポーターの皆様にご挨拶をさせていただきます。 (原FD) 皆さん、本日はありがとうございました。FC町田ゼルビアに就任するにあたって今思うのは、地域、ファン、サポーター、クラブ、選手、一体となって最後まで戦い抜く、そういった姿を、感動を共有する存在になりたいと思っております。応援をよろしくお願いします。 (黒田監督) 同じく、今日はありがとうございました。 来年度からFC町田ゼルビアの監督として、まずは「勝ちたい」という気持ちがまず一言目に出てくると思います。勝つことによって街が盛り上がり、そしてファンサポーターも幸せになれるということが、我々の絶対的なミッションの1つと思っております。 やはり町田に来るからには、本当にファンサポーターと一緒に、手と手を合わせながら、全ての人たちが笑顔で、そして常に「今日もいい試合、見せてくださいね」って言ってもらえるような、または「今日本当に面白かった」って言ってもらえるようなサッカーを我々スタッフと選手ともども頑張ってやっていきたいと思います。 私もプロ1年目ということで分からないことも多くあると思うんですけども、ぜひ私をもサポートしてほしいし、私も元気を与えていきたいなと、そういう関係でいきたいなっていう風に思ってますので、どうぞよろしくお願いいたします。 (司会) ありがとうございました。では最後フォトセッションに映らさせてさせていただきたいと思います。一旦、フォトセッションの準備に移りますので、少々お待ちください。 (この後フォトセッションにつき割愛)
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