この記事は「通信キャリアのSEがこどもにスマホを使わせることについて本気出して考えてみた」の一部です。
概要
きっかけはとある日曜日。来年から中学生になる長女に「クリスマスプレゼントって何がほしい?」と気軽に聞いてみたところ、返ってきた答えは「iPhoneが欲しい!」でした。
とはいえ、こどもにiPhoneを渡すとすれば、ルールを決めたり端末側、サービス側の設定をしたりといろいろな準備が必要になります。
おそらくウチだけではなく、同じようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるだろうということで、「通信キャリアのSEがこどもにスマホを使わせることについて本気出して考えてみた」のシリーズでは、我が家でムスメにiPhoneを渡すにあたってやったこと、しらべたことをまとめています。
この記事では、こどもと保護者の間で結ぶ、iPhoneを使う時のルールについて、我が家で実際に使っている「iPhoneを使うときのルール」をご紹介します。
細かい設定内容については、「通信キャリアのSEがこどもにスマホを使わせることについて本気出して考えてみた」に記事のリストを用意していますので、そちらを参考にして頂けたら幸いです。
ルールを作ることの必要性
こどもと保護者の間で、iPhoneを使う時のルールをきっちり決める必要があるのか、という点については、私は絶対に決めておくことをオススメします。
「通信キャリアのSEがこどもにスマホを使わせることについて本気出して考えてみた」のシリーズの中では、技術的にこどもを危険から守る方向の記事が多いですが、実際問題として、技術的な側面だけでこどもを守ることは無理で、やはり運用レベル、約束事での解決が必要になることが多々あります。例えば、夜は自室にiPhoneを持ち込ませない、とかそういったレベルの内容は、親と子の間のルールで実現していくしかありません。
もう一つ重要なこととして、ルールを作ったら、こどもに渡すだけではなく、一項目ずつこどもと確認していくことが必要だと思っています。こうすることで、こどもにとって意味の分からないところを曖昧にせずに決めることができますし、後から「そういう意味だとは思わなかった」的なクレームも少なくなると思います。
それでは、我が家で長女と約束したルールをご紹介します。これは数年前に話題になった hana.biさんのとこで翻訳されてた「13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。愛を込めて。母より」に強く影響されています。これをベースに、我が家での事情を加味して作成しています。もちろん、各ご家庭ごとの事情に応じて何が適切なのかは変わってくると思います。各ご家庭で作るルールのたたき台にでもなれば幸いです。
コメント
コメント一覧 (4件)
突然失礼いたします。
私は福島県立平工業高等学校 PTA担当している新関と申します。
今回、福島県いわき市の高等学校PTA連合会 いわき地区の事務局として
親子のつながりと題してプリントを配布したいのですが、その資料にあなた様のページのリンクを載せたいと思いました。
つきましては、いただきたく何卒よろしくお願いいたします。
保護者や生徒にもとても良い内容であるとおもいました。
お返事遅くなり失礼いたしました。記事を書いておりますいなばです。
配布されるプリントへのURL記載、ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。
ご期待に添えるよう、情報のアップデートもしていこうと思います。
今後とも宜しくお願いいたします。
いなば様
良い記事をありがとうございます。岩本と申します。
PDFを参考に子供たちに話をしようと思いますがPDFを取得することができません。
いただくことはできますでしょうか。
勝手なお願いで申し訳ございません。
何件か「PDFがダウンロードできない」というご連絡を頂いておりました。
本業のほうがバタバタしていてずいぶん長い間放置してしまっていたのですが、先程、ダウンロードできるようにしておきました。