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12年で5回引っ越した私が伝えたい効率的な引越のコツ

すっかり引越しシーズンですねー。町中でも、よく引っ越しのトラックを見かけるようになりました。今週から今月いっぱいくらいがピークになるのかな。

ワタクシ、お仕事の都合で、数年前までかなり引っ越しの多い人でした。タイトルにもある通り、12年で5回引っ越しをしているので、かなり多い部類に入るのではないでしょうか。

今思い返すと、最初の引っ越しの時には、本当に準備の段取りも悪く、各方面にご迷惑をお掛けしていました。その後、何度も引っ越しを重ねる中で、徐々に見えてきたコツみたいなものを是非お伝えしたいと思います。

基本的なコンセプトとしては、なるべく効率的な引っ越しをしよう、ということになります。引っ越しは体力的にも精神的にも非常にタフなタスクです。なので、そのタフさがピークに達する引越し当日、少しでも引越し作業を効率的にまわして、翌日以降のために気力と体力をとっておけるようにと考えました。

目次

主なターゲット

本記事で想定している引っ越しは、だいたい以下の様な引っ越しを想定しています。

・単身の引っ越しではなくファミリーの引っ越し

・ワンルーム→ワンルームではなく、2DK、3LDKなどの多室への引っ越し

・全てを引越し業者さんに任せるのではなく、部分的に自分で手を動かすことでコストを抑えることも視野に入れた引っ越し

ちょっとだけ補足します。

単身の引っ越しの場合、引っ越しはかなりシンプルになります。どちらかと言うとこのパターンの場合には、引っ越しそのものの効率化よりも、引っ越しにまつわる諸手続きの効率化のほうが効果がありそうです。

上記とも関連しますが、ワンルームへの引っ越しは非常にシンプルです。後述するように、引っ越しの効率を下げるのは「どの荷物がどこに行くのか」がわかりにくくなることです。ワンルームの場合には、特にその辺りは気にしなくても、とにかく一つの部屋に荷物を押しこめばいいので、開梱後の収納の仕方とかそういうことが効果がありそうです。

全てを引越し業者さんに任せる引っ越しの場合、そもそも効率化は業者さんが考えてくれます。本記事の内容が部分的に参考になる事はあると思いますが、概ねプロが段取りしてくれる流れに乗っかれば大丈夫です。

そんなわけで、本記事では、コストを下げるために荷造りなどは自分で行い、ファミリーでの引っ越しで、ある程度部屋数のある物件への引っ越しを効率的に行う方法のご紹介ということになります。

業者さんとのタスクの分け方で言うと、

【自分でやること】

  • ダンボールを使った荷造り
  • 荷物の部屋への割り振り

【業者さんに頼むこと】

  • 大型家具の移動
  • ダンボールの移動

といった感じです。

どうすれば効率的に引っ越しできるのか

端的に言えば、「引越し当日に業者さんや手伝ってくれる人からの問い合わせとそれに対する指示を最小限にする」ことが、引っ越しを効率的に行うために最も重要な事です。

先にも書いたように、引っ越しの効率を悪くするのは「この荷物はどこに置くんですか?」という問い合わせです。同様に「この荷物は指定された部屋が一杯で入りません」という問題への対応も非常に非効率的です。

このように考えると、効率的な引っ越しのために、引っ越し当日できることは限られています。引っ越しの前段階でどれだけ準備しておけるかで、引っ越しを楽に終わらせることができるかどうかが決まります

事前の準備:段ボールは業者さんから買うべし

引越し業者さんが決まると段ボールを届けてくれるはずです。

この時、絶対に避けるべきなのは「消耗品である段ボールはもったいないから自分でスーパーなどで調達する」ことです。このパターンは最悪です。

後で説明しますが、段ボールをきちんと積み上げておくことは効率的な引っ越しの重要な要素です。業者さんが手配してくれる段ボールは2〜3種類のサイズに揃っています。また、「どの部屋から出た荷物でどの部屋に入れるべきか」という非常に重要な情報を記入する欄が最初から準備されています。これを使わない手はありません。

自分でスーパーなどで段ボールを調達すると、まず、サイズが揃いません。また、実際に段ボールを探しに行ってみるとわかりますが、引っ越しに適した段ボールというのはほとんどスーパーなどの段ボール置き場にはありません。大抵はティッシュペーパー等の軽い物が入っていたペラペラの段ボールばかりで、この手のものを使うと、引っ越しの最中に底が抜けたりしてエライ目にあいます。絶対に避けるべきです。

コストダウンの方法として、業者さんから使用済みの段ボールを入手するという手もあります。これはコストは下がりますがあまりオススメしません。何度も書いているように、「どの部屋から出てどこの部屋に入れるのか」という情報が段ボールにわかりやすく記載されており、段ボールを持ち上げた人が機械的に動けるのが効率的な引っ越しです。使用済みのダンボールの場合、既に書かれている情報を二重線で消すなどして上書きしますが、ぶっちゃけ非常に見づらくなります。これは非効率的です。新しい紙を貼るなどして綺麗に書くという手もありますがそんなことをするくらいなら新品の段ボールを使うほうが全然楽です。

こだわりがある方であれば、自分で段ボールを買うという手もあります。

このあたりのものだと、レビューを見てもかなり好評です。

次ページ:引越し元と引越し先の間取図を書くべし!

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