弘法も筆を選ぶ
我が家で導入したのはこちら、イワタニの炎たこ(CB-TK-A)です。
amazonのレビューでも多々書いてあるように、このたこ焼き器のいいところは
- ガスなので火力が強い
- 熱の伝わりが均一
- 鉄板部分がとれるので洗うのが楽
といった点が挙げられます。
火力が強いのは本当にありがたくて、焼けた鉄板に冷たい生地を入れてもすぐに温度が復活するため、結果としてたこ焼きが上手に作れます。ここで電気式のものだとガツンと温度が下がってしまって焼ける温度になるまでに時間がかかってしまうようです。
熱の伝わり方については、実際に作ってみた感覚として、「どの場所で作ったたこ焼きか」を意識して回したことはないです。つまり、鉄板の穴(4×5で20あります)のどの穴を使ってもほぼ同じように焼けています。
さらに、この鉄板部分は簡単に外れるので、掃除がめちゃくちゃ楽です。本体側にも生地がついちゃったりしますが、そっちは拭くだけで大丈夫です。
たこ焼きを上手に作るコツ
恐らくたこ焼きを焼くご家庭ではそれぞれにコツが有るのだろうと思いますが、ここでは我が家のコツをご紹介。
思うに、たこ焼きを上手に焼くコツはただ一点に絞られると思っています。それは「いかにたこ焼きをキレイに回転させるか」です。
てことで、絵にしてみました。鉄板を横から見て、一つの穴だけ見たところだと思ってください。
「ただ一点に絞られる」とか書いておいて恐縮なのですが、「キレイに回転させる」ためのコツを書いていきます。
まず、鉄板はガッツリ熱してください。で、熱したところで油引きして、いよいよ生地を流し込みます。
鉄板の穴に生地を入れて下半分(180度分)を作る
鉄板に生地を流し込んだ状態です。串はまだ刺しません。
実際には生地は穴から少しはみ出るくらい入れます。盛大にはみ出させる流派の方もいるようですが、私はあんまりはみ出すと後が面倒なので気持ちはみ出すくらいにしています。
ここでしばらく待ちます。どのくらい待つかについては、火力や生地の状態によって異なると思うのですが、私は「回るようになったら回す」というどっちがニワトリでどっちがタマゴだかわからないような基準にしています。
下半分が焼けたら90度ほど回す
多分、たこ焼きの作り方でハマる方はここでハマるのではないかと思います。
「回す」と言葉で言えば簡単ですがこのイメージが湧きにくいのではないでしょうか。
まず、先ほどの画像にあるように串(これ、専用のを使うと捗ります)でフチ近くをおさえておきます。
その後、下の画像のようにそのままスライドさせます。
きちんと焼けている状態(=たこ焼きの下半分が鉄板の上を滑れる状態)であれば回す方向に力をかけるとあっさり回転します。逆にうまくいかない時はまだ焼けていないのでやみくもに回そうとせず、他のやつの様子も見てみます。皆うまく回らないようであればまだ焼けていないと判断していいと思います。
上の絵のように90度ほど回すと、半球状になった生地のなかにあるトロッとした生地が溢れます。これが次焼く部分になります。回す量は几帳面に90度にこだわる必要はないので、90度に満たなくてもいいかぁくらいのザックリした感じで大丈夫です。
下半分+90度分を作る
90度回した時点でたこ焼きの中から溢れた生地が固まってきたのが上の絵の状態です。これで、全体の3/4が出来たことになります。
ここの焼け具合も、下半分を作った時と同じように、フチに串をあてて少し力を入れてみて抵抗なく回るようであればOKです。抵抗なく回らなければまだ焼けていないのでもう少し待ちましょう。
最後の一回し
上手いこと回ると上の絵のような状態になります。最初に90度回した時に既に流れ出ているので、焼けた生地の球から出てくる「焼けてない生地」は少しだけだと思います。私はこのタイミングで穴に入りきらなかった生地(鉄板の上にある生地)を押しこむようにしています。
で、またしばらく待ちます。今度は回すためのフチはないので、たこ焼きの上の方を串でちょっと押してみて回るようになったら焼けています。
この状態でももう食べられると思いますが、私は念のためもうちょっとくるくる回して、焼けていないところがないかチェックします。
これで出来上がり!!!おいしく焼けたかどうかは食べてみて確認です!\(^o^)/
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