これはもうずーっと前から欲しいなぁ欲しいなぁと思ってたんですがなかなか踏ん切りがつかず買いそびれてました。
もうね、早く買えばよかったw 人前でプレゼンする事がある人は買っといて損しないっすよ。マジで。
これは何?
モノとしては非常に単純な代物で、USBのワイヤレスキーボードで極端にキーの数が少ないものだと思えばいいと思います。で、プレゼンの時に次のページに進むとか前のページに戻るとかそういうアクションを、キーボードの前にいなくても出来るわけです。
私はセールスエンジニアという立場で、営業さんと一緒にお客様先に同行して技術的な説明をする事が多いのですが、自分でPCのキーボードを触りながらプレゼンする一般的なスタイルだと、PCの前を離れられないんですよね。でも、このデバイスを手に入れてからは、例えば図の説明をスクリーンのところに行って身振り手振り交えて説明したいときにすぐに立ち上がれる。で、立ち上がった先で手に握り込んだこいつをカチカチやるとスライドが進んだり戻ったりするわけですよ。
座ってプレゼンをするときでもやっぱりこいつがあるととても便利で、手を自由な場所におけるんですよね。で、私は割とプレゼンの時に手を動かす(「これくらい」という大きさの例示だったり、「すごく」とかの抽象的な表現だったり)事が多いんですが、その後にホームポジションに手を戻さなくてはいけないという縛りから開放されて、プレゼンの時の身振り手振りの自由度はめちゃくちゃ上がりました。
(コクヨの製品ページから引用 [ http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fp/ ])
見ての通り、真ん中の一番大きなボタンが「次へ」で、右隣が「戻る」、左隣が「ブラックアウト」。キーボードとして機能するのはこの3つだけです。右カーソル、左カーソル、Bキーですね。
真ん中の大きなボタンの表面が凹んでるのが地味にとても賢いと思ってます。僕はこのように右手に握り込んで使うんですが、
ちょうど親指を「次へ」ボタンの上で休ませておくことができます。
買う前に気になっていたこととその結果
電池持ち
一番気にしてたのは電池がどのくらい持つのかというところ。これは、どのくらいの頻度で使うのかということにモロに影響受けますが、私は購入以来20回以上使っていてまだ電池交換してません。使い終わったら忘れずに電源を切るようにはしていますが、使っている最中に電池持ちを気にして電源OFFにしたことはありません。とはいえ、電池切れちゃうと何の役にも立たないので、換えの電池は常に持ち歩いてますけど。
他の作業との干渉
上にも書いたように右手に握り込んで使ってるんですが、他の作業のときに邪魔にならないかな、と心配してました。「他の作業」として想定していたのは、例えば、デスクトップ切り替えをして、隣のデスクトップで最大化しておいた動画を見せる、とかそういう動き。
結果的には、このあたり全然問題ありませんでした。僕は割と指を丸めたタッチタイピングをするんですが、指輪と干渉する部分にちょうど空間があるので他のキーを押してしまうようなことは今までありません。タイピングのときの違和感はないわけではないんですが、実際使ってみると、画面をプロジェクタに映し出してるようなときってほとんどタイピングしないんですよね。やるとしたら上記のようにデスクトップ切り替えとか。で、私はデスクトップ切り替えはタッチパッド4本指スワイプにしてるんですがこの作業をするときの干渉は全然問題ありませんでした。
どのソフトで使えるの?
私が使ってる範囲では、
- Mac 上のPDF / パワポ / KeyNote
- Mac 上のHorizon View Clientから接続した仮想デスクトップ環境のWindows10上の PDF / パワポ
で問題なく動いています。後者はひょっとしたら動かないかもと思ったんですが問題ありませんでした。
追記:USB-C な Macでも使えるよ
その後、MacBook Air 2018 に乗り換えてUSB-Cな生活になったのですが、このデバイスは、USB-C と USB-Aを変換するアダプタ越しでも無事使えました!よかったよかった。
まとめ
私のようにお客様先でのプレゼンをすることが多い方、他には大学の教員やってる方とかにも良さそうな気がします。そんなに高いものではないんだけど、買うか買わないかちょっと逡巡しちゃうようなデバイスですが、めちゃくちゃオススメです。
記事書いてて気づいたんですが、「黒曜石」という名前、多分「コクヨ」とからめたダジャレなんですね。オヤジギャグかいw
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